【車の買い方】～「ちょうどいい」を見つける車の買い方～　貴方の車探しをお手伝いします！

●どこで買う？

　中古車を扱っている業態はたくさん有ります。ディーラーでも最近は中古車を扱っていますし、ガリバーやラビットに代表される様な中古車専門販売店はTVCMなどを通じて広く知られています。他にも個人売買(オークションやメルカリなど)に加え、弊社の「車の探す」に代表される様な中古車提案型サービスも急伸しています。

　それぞれメリットデメリットがありますので、まずはご自身に合う選び方（探し方）を知りましょう。

業態	特徴（メリット・デメリット）
ディーラー トヨタU-car、 ニッサンU-carなど	・純正部品を使用している為整備の品質は高くなりますが、その分高価になりがち。 ・同一メーカー(特約店契約を交わしているメーカー)を扱っている為、車を比較しにくい。 ・「下取り」の場合、残価（車の価値）が低い事が多い。
中古車販売店 ガリバー、ラビット、 ユーポスなど	・メーカー、車種共に幅広く扱っている為、比較しやすい。 ・ディーラーよりも安く入手出来る事が多く、価格重視の方にはメリットは大きいが、適正価格がわかりづらい面もある。 ・優良販売店かどうかの見極めが難しい。整備部門が無い販売店は、保証が充実していないケースも。購入後のサポートなど要チェック。
中古車検索サービス グーネット、 カーセンサーなど	・インターネットなので24時間いつでも利用する事が出来る。 ・登録台数が膨大な為、色々な車を見れる一方、気に入った車が遠方の店の場合もある。遠方の場合実車をすぐに見に行けなかったり陸送に費用が発生する事がある。
オークションサイト ヤフオク!、 メルカリなど	・個人売買の場合、マージンや手数料が発生しない為、安く購入する事が出来る。 ・品質の良し悪しが判りづらく、購入後不具合が生じても保障が無い。 ・名義変更の手続きなど全て自分で行わないといけない。
中古車提案型サービス 弊社の「車を探す」など	https://kurumawosagasu.com/ ・車の細かな事は解らないという方や、数が多すぎて絞り込めない、時間が無いという方におススメです。予算や欲しい車のイメージ（車種など）など条件を伝えるだけでお客様にマッチングした車を提案致します。

　車をどこで買うか、どんな車を買うか、ある程度決まったら実際に車を見に行きましょう。購入したい車を事前に調べた上で、実車のチェックは欠かす事の出来ない大切な事です。

●車、見に行くだけでもOK?

　ディーラーでも中古車販売店でも「完全予約制」のお店は殆どありません（感染症の拡大など特殊な時を除いて）。いきなり訪店してもそんなにビックリされる事はないですが、効率よくまた無駄足にならない為には、前もって訪問の連絡を入れておくのがベストではないでしょうか。

　車を実際に見る事はもちろん大切ですが、まずはお店の雰囲気やスタッフ(担当営業やフロントマンなど)の態度が信頼に値するか､自分で見極める事が重要です。「中古車選び＝販売店選び」と思う位でちょうどです。「購入」の段階にまだ無い時、例えば情報収集の途中、展示車をちょっと見たいだけなど、その見積もり金額だけ知りたい、そんな時こそ販売店の態度や様子をしっかり見ましょう。

　予約無しの訪店で気を付けなければいけないのが、実際に車に乗ってみたかった、または購入を前向きに考えている場合です。今はネットで何でもサクサク検索出来ますが、現況が反映されていない場合も有ります。車は既に売れてしまったのにWebサイトに反映されていなかったという様な時です。他にもスペースの問題で違う場所に置いている、担当者が外出中で話が出来なかったなどが挙げられます。

　無駄を省き、それでいて余裕を持って気持ちよく対応してもらう為にも、１本の電話が有るか無いかでは大きく違ってきますので、まずは１本予約の電話をする事をおススメ致します。

●査定額の大切さ

　中古車選び＝販売店選びというお話は先ほどさせていただきました。そこでもう一つ留意して頂きたいのが「査定額の大切さ」です。

　「ちょっとでも高く売れたら（引き取ってもらえたら）いいな。」と思うのは誰でも同じです。現在乗っている車の残価＝次に購入する車の資金になる事が殆どなのですから。そこでちょっと一手間かける事で買える車の射程範囲が変わってきます。

　例えば、現在乗っている車を50万円で査定してもらうのと、75万円で査定してもらうのとでは、どちらが次の段階（購入する車の契約）に有利でしょうか。至極当然ですが、75万円です。

　いい車との出会いが有って、契約を進める中で「今まで乗っていた車、もっと高く売れたのかも！｣と思うと悔しいじゃないですか！そうならない為にもまずはご自身が乗っている車に、どれくらいの残価（価値）があるのか知りましょう。難しい事ではありません。複数社に査定してもらう事でお車の査定額（残価）を知る事が出来ます。

　一例を挙げると、モータやナビクルの様な車の一括査定サービスなどを利用して、各社の査定額を比較しましょう。インターネットで検索すると、中古車買取相場表も出てきますので活用される事をお勧め致します。

　ご自身の車のおおよその価値（残価）を知った上で購入したい車選びを進めると、予算がはっきりとしてきます。「○○（←車種）好きだけど、ちょっと予算オーバーするから無理だな。」と思ってあきらめかけていた車がもしかしたら購入可能な射程範囲に入って来るかも知れません。

　相場より高い査定額だったらもちろん誰でも嬉しいはずです。それに新しい車の購入を進める上で、自分の車の価値（残価）を知った上で販売店と話をするのと、車の価値（残価）を何も知らず話をするのとでは、大きな違いが生まれます。

　ただ気を付けて頂きたいのが、少しでも高く！と思っているうちに日にちが経ってしまう事です。車は日毎に価値が下がっていきます。売却にもベストタイミングがある事をお知り置きください。 　弊社では、お客様のお車をあるがまま「真価査定」させて頂いております。他社さんの査定額と比較して頂いて、不明な点などございましたら遠慮なくご質問下さい。

●見積りから契約まで

　気に入った車が見つかったら、販売店に出向き実際に現車を確認しましょう。外装（キズなど）や内装はもちろんの事、座席の座り心地やハンドルの感触なども確認します。

　車を購入する段階に入った際には、まずは見積りを作成してもらいましょう。見積りの内容をしっかり確認・検討して納得（理解）した上で次に進めます。この時点でわからない事があれば質問しましょう。

　次に車を購入するのに必要な書類を用意します。詳細は以下の「車の購入に必要な書類」を参照下さい。他にも保険加入や車両入替の手続きなどが必要です。 　契約・支払い・保険と、車が手元に来る迄にはいくつかの過程を踏んでからやって来ます。オークションなどで個人売買しない限りは、販売店がこれらの手続きは代行してくれます。だからこそ信頼出来る販売店をお選び頂きたいと思います。

●車の購入に必要な書類

　お車を購入するには、必要な書類がいくつかあります。また軽自動車と普通車とで必要な書類が少し違いますので以下にまとめます。また車庫証明書を取得する為には駐車スペースの確保が必須です。ご自宅に駐車スペースがあるお客様は問題ありませんが、月極駐車場やお住まいのマンションで駐車場を契約する場合は手続きが必要になりますので、手間やかかる日数など考慮して余裕を持って手続きする様にしましょう。

	購入者（お客様）にご用意頂く書類	販売店で用意する書類
普通車	・印鑑登録証明書（３か月以内発行したもの）＆実印 ・車庫証明書	・車検証 ・自賠責保険証明書 ・委任状
軽自動車	・住民票の写し（３か月以内に発行したもの） ・印鑑（認印でOKだが自治体による。要確認） ・車庫証明書（地域によって異なる、不要の場合有り）	・車検証 ・自賠責保険証明書 ・委任状

　また、買い替えの時は必要な書類が少し違います。

	購入者（お客様）にご用意頂く書類	販売店で用意する書類
普通車	・印鑑登録証明書（３か月以内発行したもの）＆実印 ・車庫証明書 ・自動車税納税証明書 ・リサイクル券	・車検証 ・自賠責保険証明書 ・委任状
軽自動車	・印鑑（認め印でOK） ・住民票の写し ・車庫証明書（地域によって異なる） ・軽自動車税納税証明書 ・リサイクル券	・車検証 ・自賠責保険証明書 ・委任状

●保険

　車を購入する時必ず出て来るのが保険の話です。なぜなら自動車の保険には「加入が義務付けされているもの」があるからです。強制保険と呼ばれる自賠責保険がこれにあたります。自賠責保険に対して、加入義務は無いが多くの人が加入しているのが自由保険と呼ばれる任意保険です。

　自賠責保険に未加入の状態で車を運転する事は出来ません。しかし、事故や故障の時、自賠責保険で全ての保証がカバー出来るかというとそうでは無い為、自賠責保険では賄えない部分を補完するのが任意保険になります。

　自賠責保険は車検の更新とセットになっている事が殆どで、購入する車の車検が残っていれば、自賠責保険は前オーナーもしくは販売店の名義になっています。多くの場合、納車日から次の車検迄の日数分を支払う事になります。

◇自賠責保険（強制保険）とは

　対人賠償を確保する事を目的とした保険です（＝対人補償のみ）。原付を含む全ての自動車に加入が義務付けされており、無保険運転は違法になります。

・被害者を救済する。 ・加害者が負うべき経済的負担を補填する。

【限度額と補償内容】

被害の程度		保険金の限度額
死亡	葬儀費、逸失利益、被害者及び遺族の慰謝料	3,000万円
ケガ	治療関係費、文書科、休業損害及び慰謝料	120万円
後遺障害	障害の程度に応じて逸失利益及び慰謝料	75万円～4,000万円

【主な車種・期間の保険料】＝共済掛金

	60ヶ月	48ヶ月	36ヶ月	24ヶ月
自家用自動車			23,690円	17,650円
軽自動車			23,520円	17,540円
軽二輪(125cc～250cc以下)	14,220円	12,470円	10,710円	8,920円
原付(125cc以下)	13,310円	11,760円	10，170円	8,560円

◇任意保険（自由保険）とは

　自賠責保険では賄いきれない部分を補う保険です。万が一の大事故やトラブルなどが発生した時の事を心配するくらいなら、最初に任意保険に加入しておく事で、安心安全快適なカーライフに繋がります。

　任意保険は、人(対人)とモノ(対物)に対する保険ですが、大きく分けて3種類あります。

人への補償	対人賠償保険 (相手)	事故の相手を死傷させた時に備える保険 自分自身や同乗者のケガは保証されない。
	人身傷害補償保険 搭乗者傷害保険 (自分・同乗者)	運転手自身や同乗者がケガをした場合、また死亡した場合に備える保険。過失割合に関係なく実際の損害額が保証される。
	無保険車傷害保険 (自分)	事故の相手が賠償責任無能力者だった場合など、十分に補償されない場合に備える保険。
モノ・車への補償	対物賠償保険 (相手)	自分以外の車や建物などに損害を与えた時
	自損事故保険 (自分)	運転ミスにより、建物や電柱に衝突して起こった単独事故で、運転手・同乗者のケガや死亡に備える保険
その他の補償	車両保険	盗難や自然災害、事故などで車が壊れてしまった時の補償
	特約	万が一の時のロードアシストや弁護士費用特約などがあります。

　補償内容や保証委金額によって、契約（支払い）金額は変わってきます。はじめてお車を購入する人にとっては、新たな出費になりますが、もらい事故や危険運転への対策はやはり保険への加入が一番の備えになります。

　加入の際は、支払金額と補償のバランスをよく考え、負担が大きくなり過ぎない様に保険内容を決めましょう。

　お車の購入と同時にお手続きする事で保険始期日と納車日を合わせる事が可能になります。スムーズに手続きを終わらせる事が出来、尚且つ納車後すぐにお車を利用する事が可能です。

●まとめ

　お車の購入は大きな買い物です。新車も中古車もメリット・デメリットがあってどっちが良い悪いではありませんが、トータルで考えるなら中古車という選択はダンゼン有りです！

　「車　購入　中古車」なんて入力して検索すると凄い数の情報が表示されます。結局のところ何が大切なのでしょう？途中でも起筆しましたが、やはり一番大切な事は「優良な販売店」で購入する事です。自分に合っている事も大切です。

　中古車は1台1台違います。2台と同じ車はありません。その為、その車の事を、整備状況をきちんと教えてくれる事、強引な話の進め方をしない事、辻褄がちゃんと合っている事(疑問や違和感を感じた時はその感覚を大切にする）、試乗をさせてくれない、メンテナンスノートを見せてくれないなどの対応が見られた場合、自社の利益優先の販売店である可能性があります。

　許可証がちゃんとある事、スタッフの態度、口コミなどを参考にする、店舗情報を確認する自分で出来る事はやってみましょう。親切な販売店なら親身になって相談に乗ってくれるはずです。欲しい車の事を話したらちゃんと聞いてくれるはずです。購入後のアフターケアも任せる事が出来る信頼出来る販売店が見つかったら、車探しはほぼ成功した様なものです。あとは貴方と車の良縁を待つだけです。

　「縁と浮世は末を待て」という言葉が有ります。良縁と好機は焦るなという意味です。焦らずじっくりと、自然と良い縁が訪れるのを待ちましょう。東伸自動車はそんな貴方にいつまでもお付き合い致します。「そんなに待ってられないぞー！」と仰るお客様！その時は勿論そう仰ってください！東伸自動車ベストを尽くしてお客様に合った1台をお探し致します。