【車の選び方】~ 「ちょうどいい」を見つける~ 欲しい車がきっと見つかる!
「車を買う事」を考えた時、最初に何を思い浮かべますか?目的(用途)?それとも予算でしょうか?目的や予算は車を購入する上でベースになりますから、しっかり決まっている事はとても大切です。それにプラスして大切なのが、様々なアングルから車の事を知る事です。車の事をちょっと知るだけで、車選びはダンゼン変わってきます!「自分に合ったちょうどいい車」に出会う為のポイントを見てみましょう。
●誰が運転するの?
もう何十年も車を運転してきた人が車を購入するのと、運転免許を取得したばかりの人が車を購入するのとでは、購入ポイントが違ってきます。ベテランドライバーには敢えて言う必要もありませんが、もし運転する人が、初心者又は久しぶりに運転する人であれば、車の大きさや運転のしやすさは大切な要素になってきます。まずはご自身の運転の技量に合った「運転しやすい車」を知りましょう。
【運転しやすい車を選ぶ】
小回りが利く車 | 最小回転半径4.5m以下の車。 交差点等でスムーズに曲がれる。 狭い道でも運転が楽。 車庫入れや縦列駐車しやすい。 | |
操作しやすい車 | 操作しづらい車はストレスや事故の元になる。 ハンドル廻りのスイッチ類(ウィンカーやワイパー等)の操作がしやすいかどうか。 | |
視覚が広く、車両感覚を捉えやすい車 | 視覚が狭い=死角が広いという事につながる。 ボンネットの長い車や視点の低い車はサイズ感が掴みにくい。 鼻先がわかりづらい。 狭い道路やすれ違い時、駐車時の事故の可能性を考える。 | |
安全性能や運転アシスト機能が付いている。 | 機能を利用する事で事故のリスクを下げる事が出来る。 衝突時の被害を軽減や、パーキングアシスト機能が付いている。 ドライバーが気付いていない様なシーンも検知し自動ブレーキが作動する。 アクセルとブレーキの踏み間違いを抑制する。 | |
疲れにくい車 | 長時間運転しても疲れにくい車、自分に合った大きさの車を選ぶ。 ハンドル、シートの形状や位置等自分の身体にあった車を選ぶ。 家族でシェアしている場合は都度位置や角度を調整する事も大切です。 |
運転しやすい車について上表に簡単にまとめました。初心者や久しぶりに運転する人、高齢者等にとっては、自分の苦手をカバーしてくれる車かどうかもとても大切です。「車庫入れ苦手~」と思うなら、パーキングアシスト機能が付いた車を選ぶのがより良い選択になります。
人馬一体という言葉があります。マツダはクルマづくりにおいて「人馬一体は安全・安心から始まる」と明言しています。カーライフの安心・安全を考えた時、ドライバーにとって扱いやすい車、扱いやすい状態は大切にするべき要素です。
●目的(用途)や条件は?
どんな時に車を使おうと思っていらっしゃいますか?普段の買い物や通勤で使用するのと、家族揃ってキャンプに行くのでは選ぶ車種が変わってきます。どんな目的(用途)で車を買おうとしているのか?何人くらい乗るのか?また用途によっては性能や装備等が変わって来る場合があります。
ボディタイプ | 特徴 |
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セダン | 4~5人乗り(4ドア) 室内と荷室が別々なのでボディの強度が高い。 機械式の駐車場は駐車しやすい。 車高が低い為、乗り降りしづらい。 小回りが利かない(セダンで一番小さい最小回転半径は5.1m)。 |
クーペ | 2~4人乗り(2ドア) セダンに比べると車内は広い。 スポーティーで車高が低い。デザイン性重視(スタイリッシュ) 車高が低い。 |
ステーションワゴン | 2BOX,5~7人乗り(5ドア) 荷室との仕切りが無くたくさん入るので、買い物から旅行まで利用しやすい。 走行性能と積載性のバランスが良い。 車高が低い |
クロスカントリー(クロカン) | 5~8人乗り(5ドア) ラダーフレーム構造により悪路での走行性能が高い(走破性重視)。 荷物が積み込みやすい。 アウトドア以外に日常使いも出来る。 車高が高い。 小回りが利かない。 立体駐車場に駐車出来ない可能性もある。 |
SUV ※SUVは5種類あります。 | 5~7人乗り(5ドア) レジャーにも実用にも向く。 砂利道や雪道の走行を想定している。 クロスカントリーより乗用車らしく、静粛性に優れている。 車高が高い。 立体駐車場に入らない場合がある。 |
コンパクト/ ハッチバック | 4~5人乗り(3ドア、5ドア) ボディが小さく荷室との仕切りが無い。 小回りが利き燃費も良い。 ファミリー層だけに留まらず幅広い層に人気。 車両感覚が掴みやすく運転しやすい。 大柄な人には狭く感じる場合もある。 セダンに比べると静粛性には劣る。 |
ワンボックス (バン/ワゴン) | 【ワゴン】最大10人乗り。乗員重視 【バン】2~9人乗り(5ドア)。 荷室重視 ミニバンやSUVより運転席の位置が高く車両感覚は掴みやすい |
ミニバン (1.5ボックスカー) | 5~8人乗り(5ドア) SSクラス~LLクラスまで分類される。 シートアレンジしやすく荷室の大きさが調整できる。 逆にたくさん乗る事も可能。 ファミリー層の人気が高い。 コンパクトサイズのミニバンは車両感覚も掴みやすく内輪差も小さい。 |
軽自動車 (軽ワンボックスバン/ワゴン) | 4人乗り(2ドア、5ドア)。 各種税金・維持費が安く低コスト。 日本独自の規格で小さなボディサイズで取り回しが良い。 荷室との仕切りが無い。 【軽ワンボックスワゴン】 4人乗り(5ドア)。居住性重視のインテリア。 【軽ワンボックスバン】 4人乗り(5ドア)。積載性重視のインテリア |
●予算や維持費は?
誰が運転するのか、車をどんな事に使うのかにプラスして、予算を明確に決めておく事も大切です。車種によって価格は大きく違ってきますし、装備費用が発生する場合もあります。いくらまでなら払えるのかをしっかり決めておきましょう。
車の本体価格=支払額ではありません。また車は購入後ガソリン代や車検代等維持費が発生します。ここでは車を購入する際に必要になる費用について確認したいと思います。
またお車を購入する際には必ず店舗で「見積書」が提示されます。そこには支払総額が書かれていますので、内訳にしっかり目を通しましょう。
支払い総額 = 車体の本体価格 + 諸費用 |
上記に記載されている様に、諸費用の中には
- 保険料(最低限必要な保険=自賠責保険料)
- 税金、リサイクル預託金相当額
- 登録等に伴う費用
が含まれます。これは購入時に必要な費用になり、車両価格とは別に必要です。
諸費用には、①②の様な法定費用と③のその他の費用や手数料の合算になります。
諸費用の相場は、車両本体価格の約10~20%になりますので、予算が100万円の場合、諸費用の目安は10~20万円になります。車両本体に充てられる費用は80~90万円という事になります。
次に維持費についてですが、車を乗り続ける為には必ず必要な費用があります。
ガソリン代 | 平均1万円くらいと言われるが、利用頻度によって変わる。その車の燃費によっても変わって来るので、気になる場合は購入時に燃費についてチェックする方が良い。 |
自動車税または 軽自動車税 | 軽自動車は「自家用乗用」で10,800円。軽自動車以外は排気量に応じて課税されます。自家用の場合29,500円~111,000円を年に1回、4月時点の所有者に課税される。 |
重量税 | 軽自動車は年間3,300円だが、エコカーの場合は減税される。普通車は車両0.5t毎に4,100円/年課税され、2年分まとめて支払う。エコカーとエコカー以外で税額が変わる。エコカー以外は8,200円~49,200円 |
自賠責保険 | 公道を走る全ての車に加入が義務付けされている。車検の際に支払う。一般家庭用の自家用車の場合は17,650円/2年。軽自動車は17,540円/2年。(2024年の金額) |
車検代 | 下記サイトでご確認頂けます。 https://www.toushinjidousha.com/?page_id=485 |
メンテナンス代 | エンジンオイルや消耗部品の交換費用、故障した場合の修理費用など。 |
上記の一覧は「車を乗り続ける為に必ず必要な費用」ですが、他にも駐車場が必要な場合は駐車場代、他にも任意保険に加入する場合は任意保険料、高速道路代等が発生する場合がありますので、ご自身が車を保有した時に必要な費用等については一度しっかりと計算する様にしましょう。
●新車か中古車か?
車を購入する際に、新車にするか中古車にするかは大きな分かれ道です。最新モデルは言う迄も無く機能性に優れていますし、最先端技術を搭載しています。しかし高価な為、予算をしっかり決めてもその金額に収まらなければ意味がありません。
中には「新車より維持費がかかるんじゃないの?」と心配される方もいらっしゃいますし、「誰かが乗っていた車はちょっと…」と思われる方もいらっしゃると思いますが、市場での数はダンゼン中古車の方が多く流通しています。
では実際に新車と中古車ではどの様な違いがあるのか見てみましょう。
メリット | デメリット | |
新車 | ・最新モデル ・メカニカルトラブルがほぼ無い。 ・ボディカラーやオプション等全て自分好みに出来る。 ・エコカー減税等税制上の各種優遇が受けられる。 | ・高額 ・納車まで時間がかかる。 |
中古車 | ・多くの車種で新車より価格が安い。 ・一台一台違うので高年式やハイスペックな車に出会える可能性がある。 ・納車が早い(平均3週間) | ・車種によってはエコカー減税の対象になるが減税を受けられるタイミングが車検の時期によって異なる。 ・車の状態をすべて把握する事が難しい。 ・購入後の保証が店舗によって違う。 |
新車に比べて中古車はわかりにくい面を持っています。外から見ていくら綺麗でもメカニカル的に実際どうなのかは全く見当もつきません。「良い中古車ってどうやったらわかるんだろう?」と思われた方は是非こちらをご覧下さい。
「車を探す」 https://kurumawosagasu.com/kurumawosagasu/
また、予算的に厳しいけど、やはり人が乗った車は気になると仰る方には「登録済未使用車」という選択肢もあります。
●メーカーや車種、装備は?
予算も決まって、新車にするか中古車にするかも絞り込めたら、いよいよ車種や装備等の詳細に入っていきます。車のボディタイプはだいたい決まりましたか?新車も中古車もネットで写真を見る事が出来ますので自分の好みの形や色を探しましょう。価格も表示されていますので、予算や自分が必要だと思った条件が揃っているか車の関する情報を確認しましょう。
必要なもの(装備)が揃っていない場合は、装着した際いくらになるのか見積もりを取ります。「この一台!」とのめり込まず、いくつか候補を見つけておくのも良いのではないでしょうか。
自分で上手に絞り込めない、よくわからないと感じられる方は、「車を探す」を活用ください。
「お客様の乗りたい車の希望条件」からお車を探すお手伝いを致します。または「お客様が見つけた車」の状態を当社スタッフが確認して、お客様に代わって購入致します。
●まとめ
車を購入する事は容易な事ではありません。まずは高価な買い物です。そして手続きに手間がかかります。それにプラスして欲しい車が中古車だった場合は、車がハズレではないかと心配が付いて回ります。
当社では、車に精通したスタッフがお客様のご要望をしっかりとお聞きするところからスタートします。お客様自身の中に不安材料が有る場合もどうぞお話下さい。特に中古車は一台一台違います。個性を持っています。その個性が悪い個性(ハズレ)である場合はお客様にお車を諦めて頂かないといけないかも知れません。例えば事故車である場合等です。逆に良い個性(当たり)の場合は、私共も自分の事の様に嬉しい気持ちになります。その時は自信をもってお車をおススメ致します。
しかし、その個性故に妥協という言葉が見え隠れする時があります。「高年式の車が有ったら買いたいと思っていたけど欲しい色と少し違う。」「色や形はピッタリだけど、年式がちょっと古いなぁ」等です。ただあれもこれも諦めるのではなく、お客様が欲しいと思われるお車のお手伝いをするのが当社の「車を探す」です。
もしかしたら、色に拘らなければリセールバリュー(再販価値=残価率)が良くなるかも知れません。年式が古くてもきちんとメンテナンスされていた車であれば購入後も長く乗る事も可能です。車をしっかりと見定めて、柔軟な提案でお客様のメリットに繋げる事が出来るのは当社の強みです。お客様にとって「ちょうどいい車を選ぶ」お手伝いを、是非東伸自動車にお任せ下さい。